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ハンドメイドの値段の付け方を考察してみた

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ハンドメイドの価格の決め方を考察してみた


これね、本当にいろんなサイトや本をみて調べました。

何個も何個もサイトを読んだり、お金出して本買ったりしましたよ。

でもね、はっきり言ってちゃんと書かれているものは有りませんでした。

どこもここも、なんかぼやかして書いてありました。

 

ショップをまわって、適正価格を調べましょう!だの(だからそれを書いてくれ!)、~くらい。だの。好きに付けていいだとか。価格の付け方ってタイトルで書いてあるのになんだかボヤ~っとぼやかして書かれているものばかりでした。

多かったのは原価の3倍くらいとか?でも、これ日本国内でこの値付けでやっていたら、自分の人件費到底出ない気がします。

 

それこそチェーンにパーツ通しただけとかのネックレス丸カンやら、Tピンやらでパーツを1個付けただけのピアスとかでないと、原価の3倍は有り得ないです。せいぜい製作時間5分~10分くらいでないと無理です。(それでも無理だと思う)

 

 

丸カン ゴールド 4mm 100個 ハンドメイド 手芸 パーツ アクセサリーパーツ

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さらに、資材探しやデザイン考案、梱包材、梱包時間、発送のために出かける時間などなど見えにくいコストが金銭的にも時間的にもかかりますのでやっぱり原価の3倍説は私は早々に無理があると判断しました。

 

中には、「趣味なので別に儲けなんていりません。」とおっしゃる方もいるかもしれません。

けれど、ハンドメイドサイトに作家登録までしたのなら、やっぱり売れた方が嬉しいのが人情というものでしょう。(それもそこそこ儲けられた方がやっぱり嬉しいものでしょうし。)

それに、ハンドメイド販売を続けたいならば、黒字を出さなければいけません。(ずーっと作りたいなら特に)

 

裕福なお家の方で、赤字が出てもまだ作品を作り続けていいような状況の方はまた別でしょう。私の知り合いの裕福なハンドメイド大好きなセレブな方達はハンドメイドサイトに登録などせずにみんなに配ってます。(キルトとか本当に手が込んでいて、本当にただで貰ってもいいのがびっくりする)

 

いけません、話がそれましたね。

 

話をハンドメイドの値付けに戻します。

 

3倍説は私は選択しませんでした。

私の作る物で一番売れる物は、製作時間がひとつあたり1時間くらいです。


なので、私は原価の3倍プラス時給700円から1000円×時間で計算して値付けをしています。

なので、実際のところわかりやすく言うと、『原価の8倍~10倍』になっています。


以下計算してみますね。


とりあえず原価300円のもので考えます。(原価には材料代、ラッピング資材、梱包材などが含まれます。今回は送料相手方負担とします。)

 

 

 

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原価だけ


原価だけでは次の作品の材料が買えません。終了です。


原価の2倍


原価の2倍では次の在庫を買うためのお金までしか確保出来ないのでお商売として成り立ちません。(お店ならばやはりある程度は商品を並べたい所)


原価の3倍


原価の3倍でようやく原価自体300円の儲けはでます。次の作品の試作品などが作れる段階です。

もちろん人件費は出ません。

 

ちなみに、ハンドメイドサイトによっては、ある一定の金額(例えば1000円とか)以上の売上が無い場合、振り込みがされず繰り越されることがありますので、材料代すら回収出来ない月が発生する場合があります。

その時は、次の作品または商品を作る費用は改めて用意しなければなりません。赤字が嵩みます。


原価4倍


原価4倍でようやく300円の人件費がでます。

私の場合作品に関わる時間は1時間なので、時給300円になります。

 

しかし、ハンドメイドサイトによっては売上を振り込む時に振込手数料が160円くらいから200円くらいかかることが多いです。(ここでは180円として計算します)

 

ということは、ひとつしか売れなかった場合人件費の利益は300円から振込手数料180円を引いて120円です。(ここではまだ販売手数料を引いてないので、実際はもっと少ないです)


原価5倍


原価5倍ならば600円の人件費がでます。売上1500円で、利益としましては、900円の利益です。

 

しかし、多くのハンドメイドサイトでは手数料としておよそ1割くらい差し引かれますので、振り込まれるのは売上1500円-販売手数料150円-振込手数料180円として、1170円が手元に来ます。

 

元手300円と、同じ物を再販したい場合は次の資材を買うためのお金300円の合計600円は利益にはなりません。

利益的には570円です。

 

しかし、商品が少ししかないページはお客様に興味をもってもらうことは難しいでしょうから、やっぱり新作を作るためにも原価の2倍プラス300円は利益とは別に考えたいところです。(だから結局原価の3倍は必要経費になってしまいます)

 

なので、純粋な人件費という利益は270円です。


原価6倍


原価6倍ならば、300(原価)×6(倍)-180(販売手数料)-180(振込手数料)-900(原価、再販用原価、新作用原価)=540円です。

お、なんとかここらで振り込んでもらえて、さらに利益的な雰囲気になってきました。


原価7倍


原価7倍ならば、300(原価)×7(倍)-210(販売手数料)-180(振込手数料)-900(原価、再販用原価、新作用原価)=810円です。

いい感じですね。内職としてはバッチグーな感じです。

 

でもね、実は製作時間は1時間と書きましたが、本当はそれにデザイン考案、資材選択、資材調達、試作、梱包資材調達、梱包時間、発送に出向く時間は考慮していません。

 

本格的にこれらを計算すると、実はひとつの作品に最低でも2時間はかかっていると思います。

なので、実質の時給は405円です。

 

しかし、製作と梱包以外の要素は売れ筋のデザインと資材の調達先が決まってまとめ買いしたり、あとはまとめて発送出来るようになれば縮められます。私の場合は30分くらいに短縮できました。

 

なので、1.5時間で810円の利益です。


原価8倍


原価8倍ならば、300(原価)×8(倍)-240(販売手数料)-180(振込手数料)-900(原価、再販用原価、新作用原価)=1080で、時給換算720円です。ひとつの利益は1080円です。(1.5時間)

やっと時給800円まで後少しです。


原価9倍


原価9倍ならば、300(原価)×9(倍)-270(販売手数料)-180(振込手数料)-900(原価、再販用原価、新作用原価)=1350円です。時給換算で900円くらいです。なのでひとつの作品の利益は1350円です。(1.5時間換算)


これでひとつあたりの時給800円の壁を突破しました。

 

ところが、1日8時間ハンドメイドに費やせるとして、ひとつの作品に私の場合1.5時間かかる訳ですから、実質5.3個しか作れないのです。(まあ、約5個)

 

なので、日給に換算すると約6750円です。月20日間稼働できれば、135000万円になります。(ちなみに月換算ならば、振込手数料は1回分で済むので、18000円ほどプラスになります。)

 

ラスト原価10倍


原価10倍の場合300(原価)×10(倍)-300(販売手数料)-180(振込手数料)-900(原価、再販用原価、新作用原価)=1620円です。時給換算1080円です。なので作品ひとつ1620円の利益です。(1.5時間換算)

日給8000円くらいにになります。月20日稼働で約16万円です。


この場合の月の売上総額はすべて売れたとして30万円です。で、自分のお給料になるのは16万円です。(ちなみに月換算ならば、振込手数料は1回分で済むので、18000円ほどプラスになります。)

 

ちなみに、ここまで税引き前で計算しておりますので、さらに1割ほど差し引いて下さい。

 

実際の売れっ子作家さんなども、これくらいの値付けをしていらっしゃると思いますよ。(じゃないとお金持たないと思う)

仕入先ひとつとってもめちゃくちゃ安いところはたくさんありますし。(トー○イの1/5~1/10くらいとか)

そういった仕入先の調整や製作時間の調整、また手間のかかりにくい上お洒落なデザインなどの工夫なさって利益を上げてらっしゃるんだと思います。

 

いけませんね。またちょっとお話がそれてきましたので、戻ります。


安売りは得策か?


と、まあここまで書きましたのはあくまで、『全部売れたとして』の計算です。

売れなければ丸っと丸損です。

だから安くしたくなるんですよね。

 

でもね、ハンドメイドも自分の時間の切り売りなんです。

そう思うと、思ったよりも原価の3~7倍位では時給低いと思いませんか?

 

それに全部売れることはよほどの売れっ子作家さんで無い限り、ほとんど無いと思います。

だから、『在庫になる分の利益』もある程度は確保しないとお商売続けられなくなるんです。

ハンドメイド続けるためには、利益率の高い物を少なめの在庫から始めるのがおすすめです。

 

あと、定期的に自分の作品をチェックして、クオリティを上げる事もポイントになると思います。

ハンドメイドを続けていると、だんだんと目が肥えてきます。

すると昔に作った作品がダメダメに見えることがあります。

そういったときには、潔く作品の廃棄も考えましょう。(ムダな在庫は管理の手間を取る上場所も取る)

 

どんなに安くしても、クオリティが低いと売れません。

クオリティチェックの基準は、人の誕生日にプレゼント出来るかどうかを目安にするといいと思います。(身内以外)

ショップ自体のブランド力向上のためには、クオリティチェックに引っかかった魅力のない商品は置くべきではありません。

そのためにも、『在庫プラス廃棄分』の価格まで考えて値付けをしないとやっていけないのです。


ハンドメイドを本当に仕事にしたいなら、ここまでは考えていて悪くはないと思います。


以上あくまで私のハンドメイドの値付けについて書かせて頂きました。

 

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

何がしかのお役に立てれば幸いです。

 

最後にちょっと値付けのポイント


値付けのポイントというかコツは、全部の商品で同じ利益を出そうとしないことです。

例えば、手間がかかる物だから原価の10倍付けようではなく、あえて8倍にしておいて、手間がかからない見栄えの良いものを10倍にして、全体でバランスを取るようにすることです。

そうすることで、お商売が安定してくると思います。

 

 

 

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