空想考察

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重版出来! 9話 あらすじ感想ネタバレ含む

 

心は凜音さんを連れ戻す

 

ヒロイン黒沢は担当高畑一寸先生の家出した恋人、凜音さんを連れ戻します。 

高畑一寸先生にとにかく原稿を仕上げてくれと頼み込む。

そして、なんとかギリギリ締め切りは落とさずに間に合った。

編集部も大慌てになっていたが、原稿が間に合ったので一安心。


ふと、ある日五百旗部は、街でライバル紙週刊エンペラーの見坊と一緒の高畑一寸先生を見かける。

高畑は、週刊エンペラーの見坊と店に入っていった。

五百旗もつい後を付けて店に入る。そして声をかけようかずいぶんと迷う。

 

見坊は、高畑に本当に描きたいものを描いていいという。

その言葉に高畑の心は揺れる。

声をかけられないまま悶々と2人の姿を見ながら酒を口にしていた五百旗部は一旦その場を立ち去ろうとするが、ちょうどその店にやってきた凜音に声をかけられて、結局高畑にもその場にいたことがバレてしまう。

 

そして、公園で高畑と凜音と五百旗部とで話し合う。

凜音はエンペラーは原稿料が高い事を挙げるか、高畑は原稿料の問題ではなく、描きたいものが描けるかを重要視している様子だった。

そして、高畑は担当の小熊(ヒロイン黒沢心)には言うなと、五百旗部に口止めする。

 

感想1

 

凜音さんの気持ちもわからなくもないですね。ただやってはいけないことだけども。

五百旗部さんの様々な葛藤が描かれる回のようですね。

独白の多く、悩み五百旗部さんはとても新鮮です。

作家として、描きたい作品を描けるというのは本当に魅力的な事なのだと思います。だから、高畑先生がエンペラーに惹かれるのも無理はないかな。 

ただ、小熊(心)には黙っておいてくれというのは、高畑先生なりの優しさなんでしょうね。 

 

心と中田伯


心はその頃、中田伯のネームを見ていた

随分と人物に人間らしさが加わってきており、ネームも描けるようになってきたとのことだった。

ただ、ヒロインのアスミのキャラクターだけが固まらず、中田は悩んでいた。

 

中田は街に出て、人間観察をしながらアスミのイメージにあう女性をスケッチしようとしていたら、警察から職務質問を受ける。

慌てて逃げ出す中田。

木の植え込みに隠れてなんとか警察からのがれる。 

 

三蔵山先生の元に戻り、事情を説明していると、三蔵山先生の奥様が着替えなさいと中田の肩の汚れを払おうとするのだが、中田はその手を激しく振り払い、自分を支配しようするな!と声を荒立てる。

さすがに三蔵山もそのことにはついては妻に謝って欲しいとつたえて、中田はあやまる。

 

感想2

 

確かに女性を観察して絵を描いていたりしたら不審者に見えちゃうでしょうね。

ただね、あまりにも中田の心の傷はえぐるように深く、母親的な、存在に対するあまりにも大きな恐怖心がまったく克服できない様子です。

それが、実は彼の描くピーヴの、原型なのでしょう。

彼は作品を通して、自分の中の恐怖と闘っているのでしょう。


そろそろ連載会議の時期

 

心は五百旗部に、企画書のアドバイスをもらおうとする。

五百旗部は、もっとアタマを使え!と一蹴する。

たしかに心の企画書は思いを大きな字で書いただけのものであった。

高畑の事はいいだせないが、五百旗部は心にアドバイスをする。

 

編集者はファンであってはいけない。作品を作り上げる伴奏者にならなければならないと。その作品が何を伝えたいかを作家よりも正確に理解しておかなければならないと。

 

実は五百旗部には、過去に苦い経験があったのだ。

今でこそ、エンペラーの看板作品を描いている作家井上はもともとバイブスの五百旗部担当の作家であったのだ。

ところが、当時の和田さんの前の編集長は、その井上作品に連載のゴーサインをださなかったのだ。

しかし、五百旗部は、かならずこれは井上の代表作になると思い、エンペラー行きを応援したのだった。

 

そんなある日、エンペラーの見坊から、井上先生が五百旗部に裏切られたと、飲む度に話していることを聞いて、その帰り道、五百旗部らしくなく、井上のために送り出したのに…「全然伝わってねえ!!」と通りの真ん中で声を荒げます。そして、ふと別れた妻からも、いつも冷静でもう少し人間味が見たかったといったような事を言われたことまで思い出してしまいます。

 

感想3

 

五百旗部的には、作家のことを思っての行動がまったく伝わってなかったことは、かなりのショックだったようで、いつも冷静沈着な五百旗部が、なんと道のど真ん中で大声を上げて叫びます。この、五百旗部さんは人間らしくて好きでした。

 

高畑から早めに原稿が届く不気味

 

そんなある日、あのいつも原稿ギリギリの高畑から1日早い原稿の入稿、及び次回のネーム、さらには心に手紙として食事券のプレゼントまで、送ってくるのです。

はじめはよろこんでいた、こころでしたが、ふと手紙の端にペンの筆圧の後を心は発見します。

鉛筆で、こすりだしたところ、エンペラーの見坊との打ち合わせより約束の、予定が書いてありました。

 

高畑はバイブスの原稿か1日早く終わったので、凜音と過ごすのかと思いきや、エンペラー用のネームに取りかかります。

さすがに怒った凜音は出て行く!と言い放ちます!

ところが、高畑は凜音がいつも、試すように行為をすることに腹を立てて、反対にオレがお前を試す!と言い放ち、出て行くように凜音に言います。

 

感想4

 

はじめて、高畑の方が凜音に出て行くように告げます。

凜音も、その言葉を受けて、部屋をでていっていまします。

凜音は、いつも漫画に後回しにされてしまう、そんな寂しさを抱えていたのでしょう。

 

小料理屋重版にて

 

三蔵山先生は、中田の幼少時、鎖につながれていた話しを心に伝えます。

そこで、心は中田の書くピーヴは中田の心の恐怖の象徴で、自分の心の恐怖に打ち勝っていくための作品で有ることが理解できたのでした。

ここに来て、心は中田が抱える心の闇を垣間見ることができました。それにより、中田作品の伝えたい本質をつかむことができるようになった重要なシーンだと思います。

 

高畑の引き抜きに関する緊急会議

 

編集部では、高畑の引き抜きで緊急会議が開かれていました。

安井は相変わらず利益主義。描けるだけ描かせて稼いでもらうスタンスです。

ところが、五百旗部は、漫画家は雑誌の奴隷じゃない!と言い張ります。

ところが、安井は、以前、現在のライバル紙の看板作家井上を五百旗部があっさりとエンペラーに差し出した事をネチネチと責めます。

心は、あくまで高畑先生の担当は自分なので、責められるべきは自分であると、頭を下げます。

 

感想5

 

安井の言うことも一理ありますし、五百旗部のいうことも正しい。雑誌が廃刊になったら、それこそ連載の話などもできないのです。安井はかなり手厳しいですが、やはり雑誌をはじめとするつぶさないという姿勢に関しては、ブレがないですね。
でも、自分が漫画家ならば、五百旗部さんのような担当にあこがれます。

 

心VS高畑

 

心は高畑の元を訪れて、エンペラーで新しいネームを描くのなら、しっかりと、ツノ姫様の最終話を皆が納得できる物をかいてからです!と言い放ちます。

そこで、高畑はエンペラー用に描いたネームを心に見せるのでした。

内容は、なんとツノ姫さまなのでした。

高畑曰わく、何を描こうと思っても、ツノ姫が出てきてしまうとのこと。

 

興都館にて

 

同じ頃、興都館で受付で待つ中田に五百旗部は声をかけます。

心にアスミのキャラデザインを相談しに来ていたのでした。

なんと、そこに凜音さんが現れます。

泊めるとこが、ないから五百旗部の部屋に泊めてくれと、ムチャをいいます。 

 

とりあえず、別の場所です話を聞きましょうと、凜音を連れて場所を変えたとき、中田はひとりの少女と出会います。

牛露田獏の後田アユでした。

アユにアスミのインスピレーションを受けた中田は、ロビーに座り込んでアユをアスミのイメージで慌てて描いていきます。

 

五百旗部は、凜音にどうしてそんなに高畑を困らせるのか?と聞きます。

よくよく聞いてみると、凜音はツノ姫に焼き餅を焼いているのでした。絶対に叶わないと。

 

走る五百旗部

 

その言葉を聞いて、五百旗部はどうしても高畑に伝えたいことが、あるから、心に高畑が見坊に会うことを阻止しろ!全力で向かうから!と電話でつたえて、高畑達たちの元へ走ります。

そして、高畑の顔を見るや、好きです!唐突の告白。

ツノ姫さまが好きだ!という告白だったのです。
 
なんと、実はその高畑と、見坊との会見は、エンペラーの誘いを断るものだったのでした。

自分は本当はおんぼろ自転車だ。

でも、ツノ姫さまのおかげでジェット機になれて、たくさんの人の夢を乗せて飛ぶことができているのだと伝えてエンペラーの新連載の話を断ります。

 

見坊が帰った後、高畑は五百旗部にらしくないことをしたなといいます。

嫁に出て行かれたときも走りませんでした。と答えた 五百旗部。

高畑は五百旗部に、ツノ姫さまのファンなのか?と聞きます。

五百旗部は、はい。と答えます。

高畑は、俺もだ!と答えます。

結局心も五百旗部もそして、高畑本人も、ツノ姫さまのファンなのでした。

パーフェクトヒューマン五百旗部の汗を流すシーンがみられる貴重なシーンでした。

 

感想6

 

いよいよ中田の漫画のヒロインのイメージキャラクターがきまりました。
なんと、牛露田の娘、アユでした。
ロビーで、慌ててキャラクターを描いている中田さんはやっぱり天才にみえました。

いよいよ、中田伯さんの連載用のネームが完成しました。

クールな五百旗部さんが熱い思いに突き動かされて走って、ツノ姫さまが、好きだとはっきりと言葉にすシーンはとても良かったです。

 

 

連載会議

 

あとは、連載会議で連載をかちとるかは、心のプレゼンにかかってきます。

心は、編集者からの厳しい質問にもひとつひとつ丁寧に答え、納得させて、なんと編集長から連載の許可をもらいます。

急いで三蔵山先生のところでアシスタントをしていた中田に電話をします。

 

連載、とれました!と。

 

それを聞いた中田は、へたり込み思わず大きな声を出してしまい、三蔵山先生をはじめ、ほかのアシスタント達が駆け寄ってきます。

中田は三蔵山先生のズボンを掴んで、ポツリと連載が決まった事を呟きます。

そして、生きてて良かった。生まれてきてよかったと、涙ながらに呟くのでした。

 

感想7

 

心はきちんと中田の伝えたかったことを、掴んでいたようですね。

もうね、連載が決まり、中田伯が、生きてて良かった!生まれてきて良かった!のシーンで涙腺が崩壊しました。

来週はとうとう最終回です。

明るい終わり方を期待しています。

ところで、小泉くんと、心の恋愛は進みませんでしたね。

あと一回しかないのに、一体どのような終わり方をするのか楽しみです。

 

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